大学の新学期の始まりをTwitterで観測していた

東大では長い夏休みが終わり、三連休明けの9/24(火)から新学期が始まりました。私はもう現役の学生ではないのですが、Twitterを通じて観測したことをまとめてみます。

Twitterを見ていると、夏休み中は帰省したり、旅行に行ったり、サークルの合宿に行く人が多かったです。中には海外に行っている人もいました。長期間の休みなので、普段できないようなことができます。Twitterでちょっとした投票(こちら)を行ってみたのですが、多くの人がなんだかんだ充実した夏休みを過ごせたようです。

新学期が始まってTwitterからも活気を感じます。この時期はキャンパスも混み合うようで、食堂に人が入りきらずに外で立ち食いする「食堂難民」なる人達まで発生しているそうです。

東大では2年生の前半までは語学のクラス単位で授業を受けることが多いですが、2年生の後半からは進学が内定した学科の人達と授業を受けることになります。夏休み中に各学生の進振りの内定先が発表されると、Twitter上でも大きな話題となり、さっそく同じ学科の同期の人達とTwitter上で繋がろうとする人達もいました。これは学部や学科にもよるでしょうが、入学時のクラスよりも学科民との繋がりの方が強いと思います。

東大では必修科目から選択科目まで実にさまざまな講義が開講されていますが、その中でも「ぱてゼミ」と呼ばれる講義がTwitter上で大いに話題になっています。これは自らがボカロPである鮎川ぱて先生が、ボーカロイド音楽を学問的な枠組みから考察する講義です。写真を見る限りかなりの人数の学生がいるようですが、受講生は強い一体感を持っていて、「#東大ぱてゼミ」というハッシュタグで実況が盛んに行われている他、初回講義終了後には食事会まで開かれたそうです。今学期で8期目だそうですが、初回講義には過去に受講したことがあるOB・OGまで来ていたそうで、リピーターが出るほど人気の講義のようです。

以上、私がTwitterを通じて観測したことです。学期が始まるといろいろ忙しくなると思いますが、面白いこともいろいろあると思います。私は今後も観測を続けようと思います。